15 July 糖尿病改善に効果・実績のある食事法 糖尿病とは、血糖値を下げる働きをする、インスリンと言われるホルモンが正常に機能しなくなり、その結果として、ブドウ糖がエネルギーを必要としている細胞に運ばれなくなり、血液内に、ブドウが溜まってしまう病気です。インスリンを分泌する膵臓周辺の画像血糖値が高い状態が続くと、すい臓はインスリンを出そうと常に働き続けます。その結果、インスリンの分泌は徐々に少なくなり、やがては分泌そのものがなくなってしまう危険があります。糖尿病を改善するのは、膵臓におけるインスリンの働きを良くしなければなりません。糖尿病の治療薬は一時的に血糖値を下げているだけです。薬では、糖尿病は治りません内臓全体の機能を良くする食事が糖尿病を改善する最重要の秘訣になります。糖尿病を改善するのに良い食べ物には、とうもろこし、豆腐、野菜類、海藻類、きのこ類などがあります。きのこ類キノコ類には、シイタケやエノキ、マイタケ、ナメコ、マッシュルーム等などがありますが、とても低エネルギーで食物繊維が豊富です。食物繊維は、体内の毒を出す働きがあり、健康の基本である大腸の調子を整え、食後の血糖値の急激な上昇を抑え、合併症も予防し、健康へと導いてくれる優れ物です。私達は、常に野菜からは、残留農薬、加工食品から保存料や添加物、そして大気汚染等の、有害な発癌性物質にさらされています。だからこそ、食物繊維は多めに摂るに越した事はありません食物繊維は、コレステロールを体外に排出し、糖尿病も予防してくれる優れ物です。腸内を刺激し、腸内細菌であるビフィズス菌の繁殖を促す作用もあるので、自然にお通じも良くなります。また、食物繊維は、食後の血糖値の上昇を抑える効果があり、糖質の吸収が緩やかになります。食後に、膵臓から分泌されるインスリンも、少ない量で済みます。海藻類糖尿病に効果のある食材として、コンブやワカメ、ひじきなどの海藻類があります。海藻類には、ビタミンやミネラル類以外に、豊富な食物繊維が含まれ、低エネルギーです。カロリー制限が必要な糖尿病でも、海藻類は量を気にする事なく食べる事ができますし、ダイエットにも向いています。野菜類野菜は、低エネルギーで満腹感を得る事ができます。食物繊維を始め、ビタミン、ミネラル分も豊富なので、糖尿病が気になる方は、積極的に摂りましょう。とうもろこしとうもろこしは、ビタミン、ミネラル、食物繊維も豊富ですが、胚芽部に、良質なリノール酸が含まれ、動脈硬化にも効果があります。豆腐大豆に含まれるタンパク質には、血液中の脂肪分を低下させる、サポニンやレシチンが含まれています。また、血管に弾力やしなやかさを与え、強く丈夫にします。糖尿病予防に良い食材のまとめ一覧お酢・・・炭水化物の吸収を遅らせ、血糖値の上昇を抑える効果があります。酒粕・・・体内のインスリン作用不足を補うといわれる優れもの。タマネギ・・・血糖値を下げる効果が認められている、糖尿病に良い野菜の代表。オクラ・・・ネバネバ成分は糖尿 病にも良い。ヤマイモ・・・抗酸化作用で活性酸素を撃退。キャベツ・・・アントニオ猪木はキャベツで糖尿病を克服したらしい。ニガウリ・・・長寿の食べ物。インスリンの合成や作用を促進。コンニャク・・・糖の吸収を抑え、腸をキレイにする。セロリ・・・血をキレイにサラサラにする。食物繊維も豊富。豆腐・・・低カロリー、低脂肪でたんぱく質補給の決定版。トウガン・・・ダイエット効果があるという秘密兵器トウガン。アロエ・・・別名「医者要らず」の優れた薬効、糖尿病にも抜群の効果。カキ・・・ミネラル豊富な栄養素の塊。ビタミン効果は?ビタミンA・・・粘膜の健康を維持し、ガンや感染症を予防しますビタミンB・・・炭水化物、脂質、たんぱく質の代謝に不可欠ビタミンC・・・美容効果に、そして、風邪の予防にビタミンD・・・カルシウム吸収を助け、骨や歯を丈夫に保つビタミンE・・・強い抗酸化作用をもつ「若返りビタミン」糖尿病は食生活の悪さよるものです。薬では治りません。薬を常用すると副作用で、本来の身体機能が低下します。薬を常用すると、かえって病弱になります。薬は一時的に、緊急時に、必要な時に使うのであれば問題ありませんが、常用すると危険なリスクがいっぱいあります。「病気になったら薬を飲む・・・これは危険な意識です日本食養の会・会長、藤城博さんが教える糖尿病治療 藤城博の血糖値を下げる 藤城式食事療法で糖尿病を改善した人が続出しています。食生活を改善すれば、驚くほど簡単に糖尿病は改善できます。糖尿病治療の基本は、食事療法です。食事療法が糖尿病に効果的なのはなぜでしょう。2型糖尿病はインスリンの分泌や、作用する力が不足して起こる病気です。もともとインスリンを分泌する量が欧米人に比べて少ない私たち日本(アジア)人が、欧米化した食生活や食事を多くとりすぎれば、糖分の処理が追いつかなくなり、血糖値は上がりっぱなしになります。この状態が休むことなく毎日続けば、必然的にすい臓のインスリンを分泌する力はさらに衰えてしまいます。食事療法の基本的な考え方は、カロリー(エネルギー)を必要以上にとらないようにすることです(必要量以上のカロリーの摂取は体にとって害となります)。バランスのとれた栄養を1日の必要量のカロリーでとることで、すい臓の負担は軽くなり、すい臓の十分な能力は回復されます。ですから、食べすぎや、インスリンをより多く必要とするメニューに気をつけた食事内容が糖尿病治療にはとても効果的なのです。これは、今、糖尿病でない人にとっては、糖尿病の効果的な予防法にかわります。糖尿病改善に実績のある食事法はコチラ糖尿病とヘモグロビンA1c値血液検査にいくと、検査結果の中に、「HbA1c」という項目があります。糖尿に関してある程度知識がある方なら、十分理解できるかもしれませんが、それほど詳しくない方にとって、アルファベットと数字だけ並べられても何だかよくわかりませんよね。実はこれは、ヘモグロビンA1cという言葉の略で、自分自身の血糖状態を知る上で、非常に重要な数値の一つなんです。ヘモグロビン(Hb)とは、聞いたことがある名前かもしれませんが、血液の赤血球に含まれているタンパク質の一種です。これは、酸素と結合して酸素を全身に送る役目を果たしています。このヘモグロビン(Hb)は、血液中のブドウ糖と結合するという性質を持っているんです。そのブドウ糖と結合した物の一部分が、ヘモグロビンA1cと呼ばれています。血液検査の項目では、この部分に注目することが必要になってきます。通常、赤血球の寿命は4ヶ月と言われていますが、その間に赤血球は血管の中をグルグル周っていきます。その時に、血液中の余分のブドウ糖と次々に結合していきます。血液の中に余分のブドウ糖があって、高血糖状態が長く続くとヘモグロビンとブドウ糖は、どんどん結合していきます。つまり、血液検査の結果、このHbA1cの値が高ければ高いほどたくさんのブドウ糖が余分に血液中にあってヘモグロビンと結合してしまった、という訳なんです。正常な人であれば、HbA1c値は 5.8%(NGSP値6.2%)以下とされています(※)。一方、それ以上の数値ですと、高血糖状態が続いていた、ということになります。この数値が、8.0%(NGSP値8.4%)を超えた状態が長く続きますと、色々な合併症を起こすと言われていますので、多くの医療機関では、この数値を下げることに主眼がおかれています。(※)2012年4月1日より、日本糖尿病学会では一般的な診療におけるHbA1cの数値を、国際標準値(NGSP値)と併せて表記しております。したがって、これまで使用していた数値(JDS値)よりおよそ0.4%高くなります。このHbA1c値は、過去1ヶ月~2ヶ月の、血糖状態を表すので、血糖値よりも正確な血糖状態を教えてくれます。血糖値は、あくまでもその血液検査をした時の血糖状態なんです。ですから、食前と食後では当然違いますし、検査前に何かのことでストレスを感じると、それだけで血糖値が上がる場合もあります。つまり、ある場合こんなことも有り得るんですね。1ヶ月前の検査時より、血糖値は下がっている。でも、HbA1cは上がっている。こんな時、血糖値が下がっているから、よかったよかった、ではなくて、たまたま検査をした時には血糖値が下がっていただけで、本当はこの1ヶ月あまり血糖状態が良くなかったということを、実は教えてくれているんです。逆に……1ヶ月前の検査時より、血糖値は上がっている。でも、HbA1cは下がっている。血糖値が上がっているから、ショック・・・(T_T)とは限らず、たまたま検査時に血糖値が少し高くなっただけで、HbA1cは下がっているのですから、ここ1ヶ月ほどの間の血糖状態は比較的良かった、ということも考えられる訳です。ですから、長い目で見て自分の体がどのようになっているかはこのHbA1cという数値が重要になってきます。血糖値だけを見て一喜一憂するのではなく、このHbA1c値にも注意を払ってくださいね。もし、血糖値はあまり変化がなくても、このHbA1cの数値が少しでも下がっていたとしたら、それはとても良い兆候かもしれませんよ。でも実際は、なかなか食事制限や運動などを頑張っていても、この数値が下がらないと悩んでおられる方は多いのです。どうして、こういった数値はなかなか改善しないのでしょうか。実は、それには深~い理由があるのです。その理由とは何でしょうか?それは実は、糖尿病の本当の原因は、単に食事の摂り過ぎや、運動不足だけではない からです。糖尿病改善に実績のある食事法はコチラインスリン抵抗性とは?インスリンの作用不足の理由の一つとして、「インスリンの働きが悪くなる」というものがあります。「インスリンの働きが悪くなる」とは、インスリンの分泌される量もタイミングも問題がないが、インスリンを受け入れる細胞に問題が出てしまうものです。このような状態のインスリンの作用不足のことを、「インスリン抵抗性(いんすりん ていこうせい)」といいます。インスリンは、血液の中のブドウ糖を筋肉や細胞へ送り込む働きがあるのですが、細胞がブドウ糖をエネルギーとして受け取るには、細胞側にインスリンを受け取る働きのある「インスリン受容体(いんすりん じゅようたい)」と呼ばれるものがしっかり機能している必要があります。インスリン受容体がインスリンと結合することで、血液の中のブドウ糖を取り込むように細胞に命令が下されるのです。つまり、インスリンとインスリン受容体の2つがしっかり働いてこそ、血液の中のブドウ糖を細胞へ取り込んでエネルギーとして利用でき、その結果、血糖値が下がるわけです。ただ、インスリン受容体が何らかの原因でうまく機能しなくなってしまうことがあります。インスリン受容体の働きが悪くなる原因は、肥満により、脂肪細胞に多くの中性脂肪がたまることでインスリン受容体の数が減って、インスリンの効きが悪くなる、また、インスリンの働きを悪くする「腫瘍壊死因子(しゅよう えし いんし)」や「遊離脂肪酸(ゆうり しぼうさん)」などが脂肪細胞から分泌される、などがあります。他にも、インスリン受容体や細胞の中の情報を伝達する経路に異常がある場合もあります。簡単にまとめますと、インスリン抵抗性とは、インスリンを受け取る細胞側にある「インスリン受容体」がうまく働かないことにより、血液の中のブドウ糖をうまく細胞へと吸収できなくなるため、血中のブドウ糖の量がなかなか減らずに(血糖値がなかなか下がらずに)、高血糖の状態が長く続いてしまう、というものなのです。インスリン抵抗性を良くする糖尿病改善に実績のある食事法はコチラ PR